スウェーデンの首都ストックホルムにある欧州疾病予防管理センター(ECDC)本部(2007年11月18日撮影、資料写真)。(c)SCANPIX SWEDEN / AFP 【4月20日 AFP】欧州疾病予防管理センター(ECDC)は19日、英国の子どもの間で最初に確認された原因不明の肝炎が、欧州4か国や米国でも報告されたと発表した。 ECDCによると、デンマーク、アイルランド、オランダ、スペインで症例が確認され、米アラバマ州でも9件の疑い例が報告されている。世界保健機関(WHO)は15日、英国で5日以降に重度の急性肝炎84件が報告されており、症例は今後さらに増える見通しだとしていた。英国の患者のうち6人は、症状の悪化により肝臓移植を受けた。 患者は主に10歳以下の子どもで、症状は黄疸(おうだん)や下痢、嘔吐(おうと)、腹痛などがみられた。患者から従来のA~E型肝炎ウイルスは検出されておらず、英
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