(2)余暇としての動画配信サイト 余暇としてのパソコンやインターネット利用が高まってきていることを示してきたが、その活動の中に、新たに動画配信サイトの閲覧が出てきたことが、情報メディアの利用時間からも分かる。では、この動画配信サイトというのは、どのように変遷してきたのか、触れることとする。 ●動画配信サービスは、インターネットの高速化・大容量化などに伴い、急激に利用者が増加 インターネットの高速化・大容量化などに伴い、利用されるようになった動画配信サービスは、急激に利用者が増加している。代表的な動画配信サービスであるYouTubeは、平成17年のサービス開始以降、利用者が増加し、平成23年2月時点で家庭及び職場を含めて約2,900万人が利用するサービスとなっている(図表1-3-5-6)。YouTubeはニュース閲覧としての利用や、テレビ番組と連携した利用などもみられる。
モバイルコンテンツの産業構造実態に 関する調査結果 平成23年 7月15日 総務省 情報流通行政局 情報通信作品振興課 別添 目次 1.目的 2.調査方法と各市場の定義 3.算出根拠 3-1.算出根拠(コンテンツ市場) 3-2.算出根拠(コマース市場) 4.モバイルコンテンツ産業の現状 4-1.モバイルビジネス市場(コンテンツ+コマース市場) 4-2.モバイルコンテンツ市場 4-3.モバイルコマース市場 1 1.目的 PHSを含む携帯電話の契約数が1億件を超え、国民1人1台に近い水準まで普及してきている中で、携帯電話を利用したインターネットサービス(「 モバイルインターネット」)の拡大を背景に、様々なモバイルコンテンツビジネスが登場し、国民生活に深く浸透してきている。放送コンテンツをはじめ とするコンテンツ産業が、人口減少や国内市場の飽和に伴い市場規
(1)余暇行動のパソコンへのシフト ●ドライブや国内観光旅行、外出などに並ぶ活動として、パソコン(ゲーム、趣味、通信など)が余暇行動として認識されてきた 一般的に、余暇行動というと、外食や旅行に行くことが連想されがちであるが、インターネットの普及によって、余暇行動はどのように変化をしたのだろうか。「レジャー白書」(図表1-3-5-1)によると、情報メディアを利用するような余暇行動は、「ビデオの鑑賞」や「音楽鑑賞(CD、レコード、テープ、FMなど)」など様々であるが、余暇行動としての「パソコン(ゲーム、趣味、通信など)」の参加人口は平成21年には8,560万人となった。これは、従来から余暇行動とされてきたドライブや国内観光旅行、外出などに並ぶ参加人口であり、「パソコン(ゲーム、趣味、通信など)」が余暇行動として認識されてきたことの表れであると考えられる。
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