このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 英プリマス大学やオーストラリアのクイーンズランド工科大学に所属する研究者らが2015年に発表した論文「Playing Tetris decreases drug and other cravings in real world settings」は、テトリスをわずか3分間プレイすることで、アルコール、ニコチン、カフェインの摂取や、飲食などへの渇望を効果的に抑制できることを実証した研究報告だ。 研究では31人(18~27歳)を対象に、1週間にわたって実験を行った。参加者はiPod touch

