企業が顧客にアプローチするマーケティング活動には、「プッシュ型」と「プル型」があります。 「プッシュ型」とは、企業が特定の見込み顧客に直接的にアプローチする方法です。 一方の「プル型」とは、企業が市場(不特定多数の見込み顧客群)にアプローチして顧客のほうから企業に接触してくれるのを待つ方法です。「能動的」と「受動的」の違いだとも言えます。 お客さまを「魚」に例えるのは本当に失礼な話ではありますが、あくまでも例え話として聞いてください。 水中に潜り、銛(もり)で狙った魚を仕留めるのが「プッシュ型」。 船の上から餌をまき、釣り糸を垂らして魚が食いつくのを待つ、あるいは魚が網にかかるのを待つのが「プル型」です。 そのプッシュ型とプル型のマーケティング活動において、どのようなターゲットにどのような施策を打つのかを深く考えていくのが「プッシュ戦略」と「プル戦略」です。 「プッシュ戦略」と「プル戦略」