(1)余暇行動のパソコンへのシフト ●ドライブや国内観光旅行、外出などに並ぶ活動として、パソコン(ゲーム、趣味、通信など)が余暇行動として認識されてきた 一般的に、余暇行動というと、外食や旅行に行くことが連想されがちであるが、インターネットの普及によって、余暇行動はどのように変化をしたのだろうか。「レジャー白書」(図表1-3-5-1)によると、情報メディアを利用するような余暇行動は、「ビデオの鑑賞」や「音楽鑑賞(CD、レコード、テープ、FMなど)」など様々であるが、余暇行動としての「パソコン(ゲーム、趣味、通信など)」の参加人口は平成21年には8,560万人となった。これは、従来から余暇行動とされてきたドライブや国内観光旅行、外出などに並ぶ参加人口であり、「パソコン(ゲーム、趣味、通信など)」が余暇行動として認識されてきたことの表れであると考えられる。