ナチスのキッチン 作者:藤原 辰史水声社Amazon ナチスというのは、とってもおもしろい存在だ。ビジュアルなこだわり、異様な合理性の追及の一方で、変なオカルトへの耽溺、あれやこれや。いろんな細かい部分をこだわって考えたりしているので、建築でも経済でも産業でもメディア利用でも、あらゆる面でナチスの活動は非常に興味深いものとなる。だから「ナチスのなんとか」というのはそれだけで大きな売りだし、ぼくのような読者に対しても、「おお、ナチスはあんな方面でもいろいろやっておったのか!」と思って各種著作やDVDを手に採らせる大きなセールスポイントになる。 その一方で、ナチスはとても便利な存在だ。あの異様な絶滅収容所の迫力はだれも文句が言えないし、何か文句なしの悪者が欲しければ、ナチスやヒトラーを持ち出せばいい。そしてナチスは、公共事業もやったし軍の装備近代化もしたしメディアも利用したし健康配慮もしたし禁
川崎宗則が昨年の7月11日にヒーローインタビューで発した「See you tomorrow」という言葉は、あまりにキュートだと世界中にファンを生んだ。 「メジャーで最も愛される日本人選手」こと、川崎宗則選手。 苦労は表に出さず、苦しい時こそ前にでる。 そんな、野球小僧の人生論が本になりました。 3月26日発売の『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』より、 Number Webでは特別に、イチロー選手との出会いの項を公開します。 小学生から中学2年まで、おれは右バッターだった。 右利きだったし、右で打つのが当たり前だと思ってたからね。小学生のときは、ランニングホームランも打ったし、ヒットもけっこう打ててたと思う。 それが中学に入ったら、先輩たちより打球が遠くへ飛ばないことに気づいた。みんな体が大きいのに、おれは細くて、背もそんなに高くなかったから。中学1年のときは、バットが重くて、振れ
いつも息子のネタが多いので、たまには娘のネタを。 なんでもかんでも手を煩わせてくれる息子と違って、娘はとにかく何でも器用にこなしてしまうタイプのため、ついつい期待値が高くなりがちです。息子はとにかく「発達障害の二次障害にならずに大人になって欲しい」という目標設定が私の中に明確にあるわけですが、娘は育てていくうえでの目標がうまいこと定まりません。娘の幼稚園にいたお受験させて将来は東大だ慶應だ早稲田だというママたちから逃れたくて、娘幼稚園期は本当につらかったのですが、かといってじゃあどう育てたいのかが自分の中で全然見えてこない。不思議なことに、実は息子の子育てより葛藤が大きかったりするのです。 ただ一つだけ。娘は、とても不思議な子でして。 私は例によって例のごとく「コミュ障」なんで、娘の幼稚園ママ友の中には私のことをどことなくバカにしてくる人がぼちぼちいたんですね。ママ友の世界では勉強ができた
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