ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (46)

  • 良い議論の原則 - himaginary’s diary

    Econlogのブライアン・カプラン*1が表題のエントリを書いている(原題は「Principles of Good Debating」)。以下に抜粋で紹介してみる。 ...here are my candidate principles of good debating. They're not primarily about winning, but about deserving to win. But I do think that they are crowd-pleasing as well as truth-seeking. Principle #1: Strive to address people who don't already agree with you. Realistically, you'll at best change the minds of the u

    良い議論の原則 - himaginary’s diary
    lapis
    lapis 2010/07/31
  • 人々を最も困惑させた10の科学的発見 - himaginary’s diary

    表題の記事がスミソニアンのHPに掲載されていた(原題は「The Ten Most Disturbing Scientific Discoveries」;The Big Picture経由)。 その10の発見とは以下の通り。 地球は宇宙の中心では無かった コペルニクスの発見から400年以上経つが、この考えは未だに人々を少しまごつかせる。 細菌が我々に打ち勝ちつつある 変異を繰り返すインフルエンザウィルス、薬剤耐性菌、SARSや豚インフルエンザなど動物から次々と出現する新種のウィルス。 大量絶滅が過去に起きており、おそらく今も起きている 多くの生物学者によると、現在は6回目の大量絶滅期。今回の原因は人類にある。 美味しいものは体に良くない 1948年に始まったフラミンガム心臓研究の成果。 E=mc2 c2=34,700,983,524なので、ごく僅かのプルトニウムで都市を破壊できる。 自分の心

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    lapis
    lapis 2010/06/24
  • インフレコストに対する見方が経済学者と一般の人々で異なる理由 - himaginary’s diary

    Mostly Economicsで表題のエントリが上がっていた(原題は「Why do economists and ordinary people differ on the costs of inflation?」)。内容はセントルイス連銀のYi Wenによるレポートの紹介*1。 レポートの概要は以下の通り。 一般の人々はインフレを生活水準を低下させるものとして忌み嫌うが、経済学の理論によればインフレのコストは僅かなものに過ぎない。というのは、名目所得は予想インフレに連動するので、インフレのコストは、金利の付かない現金を保有することによる機会コストに留まるからである。実証分析によれば、そのコストは、年率10%のインフレで消費の0.1〜0.8%程度である。 この経済学者と一般の人々のインフレに対する受け止め方の差としては、2つの要因が挙げられる。 一つは、Wen自身の研究が指摘したもので、

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    lapis
    lapis 2010/06/21
  • 米国がビザンティン帝国に学ぶこと - himaginary’s diary

    Foreign Policy誌にエドワード・ルトワックが、米国はローマ帝国ではなくビザンティン帝国を範とすべし、と書いている(The Big Picture経由)*1。 ルトワックに言わせれば、ローマ帝国の容赦無い拡張主義や外国人支配や全面戦争の手法を米国が真似たら、却って没落を早める、むしろローマ帝国よりも8世紀長続きしたビザンティン帝国の方を手にすべし、とのことである。また、ローマ帝国はあまり戦術・戦略に関して文献を残さなかったが、ビザンティン帝国はすべて書き残しているという。ルトワックは過去20年間にそれらの文献を渉猟して、以下の7つの米国への教訓を引き出したとの由。 戦争は可能な限り避けよ。ただし、いついかなる時にも戦争が始められるかのように行動せよ。訓練を怠ってはならず、常に戦闘準備態勢にあるべきだが、戦争を望んではならない。戦争準備の最大の目的は、戦争を余儀なくされる確率を減

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    lapis 2009/11/22
  • お前が言うな・その2 - himaginaryの日記

    10/19エントリでは、大銀行の分割を求めるグリーンスパンの発言に対する「お前が言うな」と言わんばかりのブログ界の反応を示したが、もう一つ、同様の反応を招きそうな発言(正確にはレター)があった。 To the Editor: Re “Volcker’s Voice, Often Heeded, Fails to Sell a Bank Strategy” (front page, Oct. 21): As another older banker and one who has experienced both the pre- and post-Glass-Steagall world, I would agree with Paul A. Volcker (and also Mervyn King, governor of the Bank of England) that some

    お前が言うな・その2 - himaginaryの日記
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    lapis 2009/10/29
  • 行動経済学の陥穽 - himaginary’s diary

    ティム・ハーフォードが面白い話を紹介している。 行動経済学でよく出てくる実験に、「最後通牒(最終提案;ultimatum)」ゲームというのがある。このゲームでは、被験者Aが10ドルを渡され、別の被験者Bにいくら渡すか尋ねられる。もしBがその分け前を受け取れば良し、そうでなければ両者とも何も貰えない、というゲームである。もし両者が合理的経済人ならば、AはBに1セント渡し、Bはそれを(ゼロよりましなので)受け取る。しかし、実際の実験ではそうはならない。 また、その派生としてJack Knetsch、ダニエル・カーネマン、リチャード・セイラーが導入した「独裁者(dictator)」ゲームでは、Aが決めた分け前をBは拒否できない。その場合でも、多くの場合、Aは2〜3ドルをBに渡す。 もう一つの派生ゲームである「ギフト交換(gift exchange)」では、BがAに渡すことでスタートし、Aがお返し

    行動経済学の陥穽 - himaginary’s diary
    lapis
    lapis 2009/10/15