「無断リンク禁止」という言葉がよく用いられますが、アンカータグを用いた「リンク」であるかどうかはあまり本質ではなくて、早い話、言及先がどこに存在しているのか(言及した時点でどこに存在していたのか)が判るような形での「言及」に置き換えても同じことと思うので、ひっくるめて「無断言及禁止」という言葉をここでは用います。また、「無断」は、よく「許可なく」の意味で解釈する人もいますが、「許可しない」とは「拘束力をもって排除する可能性を否定しない」であって、ネットでは自分のサイトの記事を存続させたまま相手からの言及を「拘束力をもって排除する」ことは無理なので、ここでは拡大解釈することなく字面のままに「断りなく」つまり「事前の通告なく」と解釈します。 では、無断言及禁止を宣言するサイトは、なぜ言及される際に事前の通告を必要とするのでしょう。本人たちに直接聞いたとしても、中には筋の通らないことを返答する人