理化学研究所が小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)がSTAP細胞の検証実験に参加すると発表したのを受け、小保方氏は30日夜、「心より感謝し、誰もが納得いく形で存在を実証するために最大限の努力をする所存です」とするコメントを理研を通じて公表した。 小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士は報道陣に、「存在を証明する一歩だと受け止めている」と歓迎。小保方氏とは電話やメールで打ち合わせし、決定に喜んでいる様子だったという。 三木弁護士によると、小保方氏は体調を「万全ではない」と話している。30日時点でも入院中だが、三木弁護士は「参加できないというほどの状況ではない」と説明。参加方法の詳細を検討中で、STAP細胞の存在は「速やかに証明できるのではないかと考えている」と語った。 一方、論文の新たな疑義に対する予備調査について、三木弁護士は「コメントを控えたい」と説明を避け、検証実験と論文不正は別の