梅田駅の隣駅ということもあって関西では知っている人も多く、ネット上では“日本一危険な駅”にも名前が挙がっている。今回、初めて中津駅を訪れたが、都内でホーム幅の狭い駅として有名なJR御茶ノ水駅の比じゃないレベル。 なんと黄色い線(点字ブロック)とその間の待機スペースの幅がほぼ同じ。これでは乗車口に列を作って並ぶことも不可能だ。 そもそもの話、普通の駅にはあるはずの乗車口の位置を案内するホームのペイントもなければ、上から吊り下げられたプレートも見かけない。これは「並ぶな危険!」というのを暗に示唆しているのだろうか? 中津駅は両側を線路に挟まれた島式ホーム2つを持ち、平日は約520本の列車が発着。1日あたりの乗降客数は2万1949人(2017年)で、さらに神戸三宮駅方面に向かう神戸線、宝塚駅方面と結ぶ宝塚線の乗り換え駅になっており、実際には統計以上の利用客がいる。