去る2011年12月17日、アクトシティ浜松で開催されたうぐいすリボン浜松講演会にて「メディアの自主規制 ソフトローの倫理を考える」と題しまして、1時間ほどお話をさせていただきました。近年のテレビアニメを中心に「自主規制」の現状をご紹介するとともに、そうした自主規制を「ソフトロー」という枠組みで捉え、そのあり方を倫理的視点から考えるという内容です。 「ソフトロー」は、法学の世界で注目を集めている概念です。「やわらかい法」という意味ですが、従来の硬い「法」とは異なり、国家権力によって強制されない、自発的に従うことで担保されるような柔軟なルールのことで、「自主規制」もその一つです。 現代社会では、あらゆる領域で「自主規制」という規制方法が取られるようになってきています。表現においても例外ではなく、むしろ、放送、映画、出版、テレビゲームなど、さまざまなメディアにおいて、表現の自主規制がおこなわれ
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