トレンドマイクロは7月13日、標的型攻撃発生時の対応方法が体験できるオンラインゲームを公開した。対象は企業幹部や事故対応担当者などで、無償で利用できる。 ゲームでは、プレーヤーが架空の企業のCIOとなり、5つのステージで次々に発生するセキュリティのインシデント(事故)を疑似体験していく。全14カ国対応でプレイ時間は約20分。インシデント対応時の意思決定や標的型攻撃対策が学べるという。 同社は、「社運を賭けた新規事業の立ち上げに対する経営者からの重圧、社内関連部門との摩擦、企業を狙うサイバー犯罪者の脅威や限られた予算、人員、時間といったような実際の企業が抱える条件下で正しい意思決定をし、局面を打開しなければならない」と、ゲームのポイントを解説している。 関連記事 PwC、サイバー攻撃の演習サービスを開始 現実に近い状況でサイバー攻撃を体験し、組織のセキュリティ対策の問題点を洗い出すという。
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