さくらインターネット 技術本部の山野です。 サーバは故障したり障害を起こしたりして停止するものですが、ダウンタイムをより短くしなければならないものがあります。 そこで、ストレージレプリケーションソフトウェアDRBDと、HAクラスタ管理ツールPacemakerを用いて、1台のサーバが故障しても動き続けるアクティブ/スタンバイ形式のZabbix監視サーバの作成方法をご紹介します。 前回の記事では、2台のサーバを用意し、ストレージレプリケーションソフトウェアDRBDの設定を行いました。今回の記事はそれに引き続き、Pacemakerを導入して、サーバ故障などの際に自動的に切り替えが行われるHAクラスタを構築します。 まずはLAMP環境とZabbixをセットアップしてから、Pacemakerのインストールと設定を行い、最後にフェイルオーバーを試してみたいと思います。 前回と同様に、特に記載しない限り
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