東京オリンピックに向けて普及が進んでいる「公衆無線LAN」について、NHKが情報セキュリティー会社と共同で調べたところ、都内の主な繁華街では、暗号化されず、情報漏えいのおそれがあるものが、無線LAN全体の14%を占めていることがわかりました。専門家はクレジットカードなどの重要な情報を入力しないなど、リスクを踏まえて利用するよう呼びかけています。 こうした公衆無線LANの実態について、NHKは情報セキュリティー会社と共同で、利用者の多い新宿、渋谷、六本木、それに秋葉原の街頭で安全性を検証しました。 その結果、企業や個人が設置した無線LANも含めて、受信したアクセスポイント1700か所余りのうち、暗号化されていない公衆無線LANが14%余りを占め、そのほとんどで第三者に通信内容を盗み見られたり、サイバー攻撃に悪用されたりするおそれがあることがわかりました。 こうした公衆無線LANは利用者が集ま