田村市は16日、市船引清掃センターで多額の現金が発見され、このうち約1000万円を作業員が持ち去った疑いがあると発表した。田村署は盗みの疑いで作業員の男2人を書類送検する方針。 市によると、市から同センター業務の委託を受けた協業組合たむら環境センターの作業員3人が2月27日、資源ごみと不燃ごみの分別作業中、現金を発見した。 このうち1人が翌28日、見つかった現金の一部を市に届け出た。市が同署に通報したところ、同署の調べで他の作業員2人が計約1000万円を自宅に持ち帰ったとみられることが判明したという。