ブックマーク / garadanikki.hatenablog.com (6)

  • 寝床で読んだ本「わたしはわたし自身を生きる~」 - Garadanikki

    起床して、ゾクっと寒気を感じたので検温したら37.4度ある。 やっちまったか うがい手洗いマスクは欠かさないできたが、それでも感染力には勝てなかったのか。 ただの風邪でありますようにと、ご飯をべてベッドに潜り込む。 今日は寝てよう 読書の日 一気読みしたのが、金子文子の。 前半の手記は、以前読んだ「余白の春」瀬戸内寂聴とかぶっているが、 後半の調書と獄中で詠んだ和歌に圧倒された。 金子文子の人生 彼女の短すぎる人生は波乱にとんだものだ。 23年を生き急いだといってもいいだろう。 金子文子のことは、映画『金子文子と朴烈』で知った。 garadanikki.hatenablog.com 無責任な両親のせいで無籍者として小学校にも通えず、やっと学校に通えるようになった文子は、 父親からも母親からも捨てられ、朝鮮で高利貸しをしている祖母に引き取られる。 伯母 (父親の妹) の後継ぎ (養女)

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    lbtmplz 2022/01/24
  • 野田宇太郎『文学散歩』から神田錦町を想う - Garadanikki

    図書館から借りて来た 野田宇太郎の「文学散歩 別巻2」を読み始めたら、 昨日の『護持院ヶ原の敵討』と見事にリンクしている章にぶち当たりました。 なんとも偶然。 いえいえ、これはよくあることです。 に呼ばれたのでしょう 図書館や書店の棚を眺めていると「私を読んでみて」とでもいうように、 やけに気になるがあることはありませんか? 私はしょっちゅうです。 手に取ってみると、今興味を持っていることが書いてあったり、読んだばかりのの関連だったりするのです。 そもそも野田宇太郎さんは、鎌倉宮のあたりを歩き回っている時に目についた「蒲原有明旧居」の案内板で知った人でした。 garadanikki.hatenablog.com 詩人であり文学評論家でもある野田宇太郎さんは、蒲原有明さんの文学碑 謹碑に助力をされていた人とのことで、それをキッカケに、野田さんの「文学散歩」という全集をつらつら拾い読

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    lbtmplz 2021/12/03
  • タイガー&ドラゴンを語りたくなりました - Garadanikki

    タイガー&ドラゴンのことを熱く語りたくなりました。 2005年のドラマだったんですね、もう15年以上前。 そんなに経っているのに、顔が変わらない人が多いのが不思議です。 お笑い芸人は売れると太っちゃって、出たての頃の人相とは違う人 多いけど。 とりあえず変わらない人 蒼井優、岡田准一 笑福亭鶴瓶、西田敏行 これ設定は、やくざの鶴瓶さんと、落語家の敏行さん。 落語家の林家亭どん兵衛は、400万の借金をして、それ返済できずに絞られてます。 でもホントは仲良いの、この二人。 観ていらっしゃらなかった方に、ざっくり内容を、、wikiから。 子供の頃に両親が借金を苦に自殺し 「笑い」を忘れて生きてきたヤクザの山崎虎児 ( 長瀬智也 ) は、 ひょんなことから浅草で落語家の林屋亭どん兵衛 ( 西田敏行 ) の高座に感動し、弟子入りを志願する。 どん兵衛は虎児が属する新宿流星会の組長 ( 笑福亭鶴瓶 )

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    lbtmplz 2021/01/06
  • 岩井志麻子 著『夜啼きの森』 - Garadanikki

    岩井志麻子 著『夜啼きの森』を読了。 岩井志麻子さんといえば、第6回日ホラー小説大賞を受賞した『ぼっけえ、きょうてえ』が有名で、 最近はコメンテイターとしても、クイズの回答者としてもお馴染みの作家さん。 志麻子さんの書かれる岡山を舞台とした小説は独特です。 『夜啼きの森』も、ぼっけぇ きょうてぇ 内容で、思いっきり《志麻子ワールド》でした。 内容は、昭和13年に岡山の山村で実際に起きた、殺人事件をモチーフにしたもの。 「津山事件 ( 津山三十人殺し) 」という事件で、1938年 ( 昭和13 ) 岡山で起きた大量殺人事件です。 犯人の都井睦雄が、2時間足らずの間に村人たちを次々に殺して、犯行後自殺したんですが、 この事件を元に横溝正史さんが書いたのが『八つ墓村』でした。 横溝さんは、犯人の異様な扮装 ( 懐中電灯を鉢巻きで頭に付け、猟銃と刀を持つ ) をモデルに、 推理小説として仕上げま

    岩井志麻子 著『夜啼きの森』 - Garadanikki
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    lbtmplz 2020/12/16
  • 「日本の短篇」に対するフランスでの評価~堺事件 - Garadanikki

    先日「日の短篇」というについてお話した時に、こんなこと書きました。 冒頭は、森鴎外『堺事件』 おやおや。 これはまた、フランス人を意識した作品をぶつけたものだ。 一番最初に森鴎外「堺事件」が掲載されていることに驚いたのです。 「日仏・明日を考える会」から発展した《日文学の優れた短篇小説を仏訳したものをフランスの出版社に上梓する》という企画の最初の作品に「堺事件」を選んで大丈夫なのだろうか、と。 「堺事件」は、日の堺に上陸したフランス兵と警備する薩摩藩士とが衝突し、 フランス兵が死亡した事件と、その後処理について書かれた作品です。 明治の国際問題にもなったデリケートな話を、日の選者たちは、何を思って一番に選んだのか。 そして。 フランス人はその短篇集をどう受け取ったのかが気になっていました。 そうしたらこんな記事がありました。 これは「日の短篇」上巻の付録です。 16頁からなるこ

    「日本の短篇」に対するフランスでの評価~堺事件 - Garadanikki
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    lbtmplz 2020/09/16
  • 歩くひと  - Garadanikki

    NHK BS4Kをボーッと見ていたら、とてつもなくストライクゾーンの番組に出会いました。 『歩くひと』 ドラマというか、新しい形の紀行番組というか不思議なものでした。 第一回目「ずれ」 「ちょっと歩いてくるよ」とに言い残して散歩に出た 井浦新さん演じる主人公が、毎回、日各地の美しい風景の中に迷い込み、木登りや昼寝など、ささやかな冒険を愉しみます。 茶畑を歩いていたら、豚を見つけて追いかけていくと古い神社があったり、 里山を歩いていくと、うっそうとした雑木林の獣道があるので入り込んでみたり、 そうしている内に新しく買ったずれになったので、下とを脱いで裸足で歩いてみたり、、、 そんな小さな冒険があるのです。 ステイホームで、どこにも行かれない今の私にとって、羨ましい経験に、画面に釘付けになりました。 鎌倉の尾根を歩き回る気持ちは、主人公と全く同じなんだもの。 再放送が30日 (

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    lbtmplz 2020/04/29
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