障がいはあるけれど周囲に隠しながらギリギリ生活できていた大学時代。それなりに楽しく過ごしていましたが、心の奥には入学当初から続く悩みがありました。それは就職活動。強制的に障がいを隠すことを止め、きちんと向き合わなければならないタイミングです。 自分の夢と障がいの間で悩み苦しんだ、私の就職活動の後半をご紹介します。 執筆:高山 あっこ Akko Takayama 毎日のように届く不採用通知で、机の引き出しがパンパンに 周囲は続々と内定が決まり就活モードが落ち着きつつある中、私はいまだにエントリーシートと1次面接の間をウロウロしていました。 エントリーシートで落ちることもあれば、1次面接で落ちることもある。障がいがネックなのか、ただの実力不足なのかよく分からない状態に陥っていました。 挑めども挑めども、毎日のように届く不採用通知。「ゴミ箱に捨てて親に見られたら悲しい気持ちにさせてしまう」と捨て