ヒラギノProのデフォルトのグリフは、JIS X 0208:1990/1997およびJIS X 0213:2000の例示字形を参照している。ヒラギノProNのデフォルトのグリフは、JIS X 0213:2004の例示字形を経由して表外漢字字体表の例示字形を参照している。 どの字の形がどう違うのかは、さまざまな資料から知ることができるが、ヒラギノそのものによるリストは見たことがなかったので作ってみた。使用したフォントは「ヒラギノ角ゴ Pro W3」と「ヒラギノ角ゴ ProN W3」。 図のいちばん最初のU+2F5Bは、Unicodeの康煕部首ブロックに属する文字。これとは別にCJK統合漢字のU+7259(牙)もあるので、Unicodeの符号位置とCIDの対応は2対1となる。 ProN欄の文字がグレーになっている例は、(CIDでは区別されるけれど)ヒラギノの実装字形では区別されないもの。