低燃費の車に人気が集まるなか、トヨタ自動車とダイハツ工業は12日、軽自動車を除くガソリン車としては国内で最も燃費がよいとする小型車を発売しました。 ダイハツが軽自動車で培った車体の軽量化などの技術を活用し、燃費は1リットル当たり28キロと、軽自動車を除くガソリン車としては国内トップの燃費を実現したとしています。 国内の新車市場では、維持費が割安な軽自動車が人気を集めていますが、両社は、低燃費でより室内が広いなどの特徴がある小型車を投入することで、販売の底上げを図りたい考えです。 また、低燃費の小型車は新興国を中心に今後市場の拡大が見込まれることから、トヨタはことし8月にダイハツを完全子会社化して事業の一体化を進め、小型車の分野で競争力の強化を図ることにしています。
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