少し前に話題になったこの記事について。 日本の最高峰の大学 女子学生は5人に1人だけ - The New York Times なぜ「5人に1人」のままなのか 私がその「5人に1人」だったころ*1と比べて、東大の女子学生を取り巻く事情がほとんど変化していないことに落胆している。 20年も経てば、さすがに女子学生の割合がもっと増えていてもいいはずだと思っていたが、まったく増えていない。 そもそも日本では、4年制大学に進学する女子が少なく*2、旧帝国大学群では女子学生の比率がさらに低くなっている*3。 東大の女子学生比率が低い問題も、基本的には、日本における女子教育の構造的な問題が反映されているのだろう。 冒頭の記事でも指摘されているように、女性が高度な教育を受けようとすることを妨げる有形無形の抑圧が、日本には残っている。 まずは、4年制大学に進学を希望する女子が、その希望を妨げられないように