猫はいつ日本に? 前回は、人類と猫が最初に関係をもったとされる、1万年前のメソポタミアでの出来事についてお話ししました。今回は、日本に猫がいつ頃やってきたのか? についてお話ししたいと思います。 猫の足跡がついた須恵器 メソポタミアから古代エジプトに伝わった猫は、そこで家畜化がほぼ完了し、現在の猫の姿になったと言われています。そののち、地中海を渡ってヨーロッパにも広がっていきます。さらにその後、長い旅をへて中国に伝わり、そして中国から日本へ持ち込まれたと考えられています。 つい最近まで、中国から日本に渡ってきた年代は、奈良時代から平安時代の初期頃(1200〜1300年前)とされてきました。一説によると、中国からのありがたい仏教の経典と、ネズミから経典を守る猫がセットで日本に渡ってきたとのことです。しかし、10年ほど前に行われた遺跡の発掘によって、猫伝来の時期はさらにさかのぼることとなります
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