Git v2.13.0(2017/05/10リリース)でgit configにConditional includes(条件付きインクルード)という機能が実装され、特定のリポジトリに対して一括でgit configを適用できるようになりました。 会社用と個人用でプロファイルを使い分けたり、たまに使う設定をまとめて適用する場合などに役立ちそうです。 設定方法 includeIfセクションを使います。git configコマンドか、~/.gitconfigを直接編集して追記します。
少し前にQiitaにこんなエントリが載っていました。問題としては、ELB配下に配置したApacheサーバで、レスポンスコード408で中身のないログが数秒おきに出続けるというものです。 AWS - ELBからの通信で408が多発する - Qiita この現象は、自分のところでも出ていて、このエントリにあるように公式フォーラムを見ても解決せず、原因がわからず困っていました。このエントリを見て、自分でも検証してみましたが、事象の分析としては、このQiitaのエントリにある内容の通りみたいです。 TCPコネクションを張ったあと、HTTPデータが来ないため、mod_reqtimeoutがDoSと判定して、apacheがコネクションを終了させている。 この件をググって見つけたのですが、qpstudyのリーダーこと、@iaraさんも2年前にこれを取り上げていますね。 Cloudpack night03
AWSアカウントを作成したら最初にやっておきたいことをまとめてみた。 あわせて読みたい 本記事の内容を含めた最新の手順は、下記の書籍にまとまっている。 クラウド破産を回避するAWS実践ガイド AWSアカウント(ルートアカウント)の保護 AWSアカウントが乗っ取られると詰むので、真っ先にセキュリティを強化する。 AWSアカウントへ二段階認証を導入 AWSアカウントでのログインは、AWSアカウント作成時のメールアドレス・パスワードだけでできてしまう。心許ないにもほどがあるので、まずは二段階認証を設定しよう。 IAMのページを開く https://console.aws.amazon.com/iam/home 「ルートアカウントのMFAを有効化」を選択して、「MFAの管理」ボタンをクリック 「仮想MFAデバイス」にチェックが入っていることを確認し、「次のステップ」ボタンをクリック 注意書きを読ん
よくMySQLはゆるふわだから 値が勝手に切り詰められる エラーが起きずに変な値/日付が入る 不正なスキーマが入ってしまう など言われることがあります。ただそれは、そもそもの設定が悪いのです。(確かに昔デフォルトがゆるふわなのはいけなかったんですが) ということで、データベースには不正な値が入らないように設定はとにかく厳しくしておくのがオススメです。 じゃあどうするか。 MySQLはSQL Modeによって、その辺りの制約をコントロールすることができます。以前、MySQLのsql-modeで一番厳しいやつはTRADITIONAL、というのを書いたのですが、実はそれだけでは不十分で、TRADITIONAL,NO_AUTO_VALUE_ON_ZERO,ONLY_FULL_GROUP_BYとするのがより安心なようです。 これはkamipoさんに教えてもらいました。 @songmu TRADITI
Git 2.9 has been released https://github.com/blog/2188-git-2-9-has-been-released 昨日キレイなDIFFが出せるgit2.9がリリースされました。 homebrewで brew upgrade git な感じでアップグレードすれば2.9は入るのですが、 このキレイなDIFFは標準では有効になってないので、記事にあるとおりに設定を行いましょう。 だいたい以下のような感じのコマンドうてばいいと思います。 下準備:diff-highlightにPATHを通す まぁ通さずに直接読んでもいいんですが、通しておきましょう。 homebrewでいれるとdiff-highlightさんは↓あたりにいるのでPATHを通しておきましょう。 export PATH=$PATH:/usr/local/Cellar/git/2.9.0/s
数年前に、こういう記事「ulimitが効かない不安を無くす設定」を書きました。しかし、ディストリビューションのバージョンが上がり、デーモン管理が systemd に変わったことで、インターネットのゴミとなりつつあります。 そのため今回は、その次世代バージョン的な内容ということで、systemd の場合はこうしておけば見えない敵と闘うこともなくなるはずです、というものになります。例によって、抑えきれていないパターンがあったら御免なさいです、押忍。 limits設定で目指す所 復習になりますが、limits の設定で困るのはだいたいこういうパターンでしょう。 作業中ユーザーのシェルのlimits設定が思い通りにならない コンソール/SSHログインしてデーモンを再起動したら、limits設定が戻っていた su/sudoを使ってデーモンを再起動したら同上 デーモンをシステムに自動再起動させたら同上
MySQL 5.7.4で導入されたdefault_password_lifetimeがじわじわくる(MySQL 5.7.11でFIX!!) 【2016/01/13 10:12】 MySQL 5.7.11でdefault_password_lifetimeのデフォルトは0に変更になりました! それ以降のバージョンであればこの記事の内容は気にする必要はありません。 日々の覚書: MySQL 5.7.11でdefault_password_lifetimeのデフォルトが0になるらしい! TL;DR default_password_lifetime= 0 を秘伝のmy.cnfに入れておくつもり。 MySQL :: MySQL 5.7 Reference Manual :: 5.1.4 Server System Variables パラメーターの意味は読んで字のごとく、「最後にパスワードが更新さ
気づかなかったけど、これ5.7.2から入ってたのか。 フツーに扱うDATETIME型(やその親戚)は time_zone 変数に支配されるけど、ログに出力される時刻は log_timestamps 変数に支配される。 この変数の取りうる値は UTC または SYSTEM で、暗黙のデフォルトはUTC 。。 mysql57> SELECT @@version; +---------------+ | @@version | +---------------+ | 5.7.5-m15-log | +---------------+ 1 row in set (0.00 sec) mysql57> SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE '%time_zone'; -- タイムゾーンはフツーにJST +------------------+--------+ | Variable_
Fluentdはデータを流すのに非常に便利なツールでそこら中で使われている(個人調べ)。そのため、なんかいろんなところで設定を見るのであるが、タグに情報が付いていたりフィールドに情報がついていたりして、あれ、これどうなってるんだっけ感に襲われることがよくある。 このあたり自分でも混乱しがちなので、普段どのように考えているかだいたいまとまった気がしたところで書いておくことにした。 Fluentdのデータ構造 まずはFluentdのデータ構造を知っておいた方が良い。Fluentdの内部データはMessagePackで符号化されているが、Fluentdのデータ構造は単なるハッシュではなく、時刻(time)とタグ(tag)という属性を持っている。次のような感じだ。 レコード レコード(record)は入力されたデータそのものであり、tailプラグインであれば、tailした1行のデータに相当する。重
1. SSH tips & tricks 2012/03/26 第二回ターミナル勉強会 GREE Inc. Nobutoshi Ogata
YAPC::Asiaのスライドで予告していた通り、実際に弊社のいくつかのサービスで使っている my.cnf を公開しました。 github: https://github.com/kazeburo/mysetup/tree/master/mysql 今回、公開した理由はMySQl Beginners Talksの発表の中でも触れている通りです。MySQLのソースコード中に含まれるサンプルのmy.cnfが最近のサーバハードウェアや運用に合わなくなって来ているという状況で、自分の設定にイマイチ自信が持てていない人は少なくないはず。そこで各社秘伝のタレ的な my.cnf をOpen & Shareすることで、モダンなmy.cnfを作り上げる事ができるんじゃないかという考えの下、今回 github にて公開しました。 ファイルは4つあり、それぞれ MySQL 4.0、5.1、5.5、そしてテスト中
こんにちは、中川です。 Gitを使い始めてから、Subversionを使う機会がめっきり減ったこの頃です。 Gitだとローカルだけで簡単に使い始められるのもいいですが、気軽につくれるbranchや、mergeのしやすさがたまりませんね。 インストール直後の状態でも普通に利用できますが、 ちょっとした設定でさらに使いやすくなる方法をご紹介したいと思います。 ※今回ご紹介する内容はいずれも私のMacBook上での動作確認となり、Windows環境は考慮していませんがご容赦ください。 ■ユーザー名とE-mailアドレスの設定 まずは、最初にユーザ名と、メールアドレスを設定してしまいましょう。 $ git config --global user.name "yoshiki" $ git config --global user.email "yoshiki@example.com"
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く