日本フェンシング協会は、国内のトップ選手を対象に英語を無料で学べるようにして、再来年から代表選手の選考にあたって試験を導入し、一定の基準に達しない場合は、実力が上位であっても代表に選ばないことを決めました。 協会は教育サービス大手のベネッセコーポレーションと提携して国内のトップ選手を対象に、読む、書く、聞く、話すといった英語の教育を無料で受けることができるようにします。 そのうえで再来年からは、代表選手の選考に年に1回の試験を導入し、一定の基準に達しない場合は、実力が上位であっても代表に選ばないことを決めました。 協会は、選手たちが英語を学ぶことでほかの国の選手や審判とコミュニケーションを取れるほか、現役を終えたあとにも、職業の選択肢が広がるといったメリットがあるとしています。 太田会長は「世界ランキングがどんなに高くても代表に選ばないということは、競技団体として相当の覚悟を持って決めた。