国際男性デーに合わせて行った、せやろがいおじさん×モバイルプリンスの「男の生きづらさ」対談。前編では、男性が「生きづらさ」を語る危うさや、「男らしさ」を競い合う土俵から降りた自身の経験などを語り合った。後編では、ジェンダーギャップ(男女格差)のある社会で「生きづらさ」を抱える人たちの連帯、そして「生きづらさ」を感じたことのない人たちにどう伝えていくかなどを話した。前編はこちら。 (文中敬称略) 聞き手・編集=慶田城七瀬、仲村良太、黒田華 撮影=又吉康秀 「特権」ある僕らから変革を! せやろがいおじさん(以下せやろがい) 男性社会の中でも「俺たちって特権的な立場で女性を虐げたことあるよね」ということに気付けたら(これまでを)顧みてアップデートしないといけない。そういう場面はこれから増えると思う。ちょっと被害者ぶった言い訳かもしれないが、我々も無意識に特権立場から女性を虐げたり特権を行使したり