テレビや雑誌で見る芸能人は華やかなイメージで人々に憧れを抱かせる。しかしその反面、彼らの隙のない “美” は、人々に「キレイでないと価値がない」というプレッシャーを与えていることもあるのだ。 ・“美” の押しつけが氾濫するコスメ売場 4歳の娘の父であるケリー・フラナガンさんは、パパ友に「コスメ売場はとても悲惨な場所だ」と言われたそう。実際に足を運んでみたところ、その意味がとてもよく分かったという。そこにあったのは “美” の押し付けだったのだ。 ・作られた “美” から娘を守りたい コスメ売場は、「輝き」、「アンチエイジング」、「完璧」など、女性の心を引き付ける言葉であふれ返っていたのである。娘には、こんな言葉に翻弄(ほんろう)されず、ゆるぎない “自分の美” を見つけてほしい……。 そこでフラナガンさんは、コスメ売り場と同じ言葉を使って彼が考える美を娘に伝えようと一通の手紙を書くことにし