概要シュエエアィサィとは、北朝鮮が作成した冊子に掲載されている魚雷「CHT-02D」の設計図に書かれていた謎のカタカナである。 事の発端は2010年、韓国海軍哨戒艦「天安」が沈没した事件をめぐり、韓国の調査団は沈没の原因が北朝鮮の魚雷攻撃と判断。攻撃に使われた魚雷と一致するとして、北朝鮮が作成した冊子に掲載されている魚雷「CHT-02D」の設計図を公開した。 ……が、その北朝鮮の設計図には何故か日本語のカタカナが表記されていた。北朝鮮ではなく日本製なのか?……というとそうではなく、カタカナは設計図内で長さを示すとみられる洋数字に続いて記されているのだが、魚雷のシャフト(回転軸)近くに「1345(シュエエアィサィ)」、スクリュー近くに「270(ターアィーサィ)」と、日本人にも意味不明なカタカナが羅列されていたのである。 設計図 カタカナが書かれていた理由は不明だが、北朝鮮が売却価格をつり上げ