孫氏と夏野氏と池田信夫氏による対談は、孫氏の130ページに及ぶプレゼンによって、光ファイバの必然性については、孫氏の圧倒的な勝利で終了したとの見方が大勢を占めているようです。私もこの対談をUSTREAMで見ましたが、孫氏の提案になぜ下記のような疑問を提起しないのか不思議に感じています。 1)20年でトラフィックが100万倍になるので電波では間に合わないという結論: インターネットの利用帯域が20年で100万倍になるという推定は有り得るかもしれないが、それは基幹ネットワークの話である。ひとつの基地局にぶらさがる利用帯域が100万倍になれば、既存のどんな技術を用いても吸収できない。 2)主要な利用場所が屋内であるという前提: 100万倍になる利用帯域の「利用場所」について、屋内87%、屋外13%という数字を提示した。しかしながらこれは、過去のアプリをベースにした数字である。インターネット利用が