いわゆるシェールオイルやガスの産出量が増えて原油や天然ガスが値下がりしていることで、アメリカの大手エネルギー会社はガソリンなどを安く精製できるようになっているため、相次いで好調な業績を発表しています。 このうち全米首位のエクソンモービルは、去年10月から12月までの最終利益が前の年の同じ時期より6%増えて99億5000万ドル、日本円でおよそ9200億円とこの5年間で最高でした。 また、2位のシェブロンは、最終利益が41%と大幅に増えて72億5000万ドル、日本円で6700億円でした。 これは、地中深くのシェール層という岩盤を砕いて、原油や天然ガスを取り出す新しい技術により、原油や天然ガスの産出量が増えて価格が値下がりしているため、ガソリンや産業用のガスなどを安く精製できるようになっていることが主な要因です。 シェール革命と言われるこうした動きは、アメリカで新たな雇用を生み出すなど景気回復の