皆さんのオーディオとの出会いはなんだっただろうか。家に置いてあった親のコンポ、お小遣いを貯めて買ったMDプレーヤーやiPod。今ならスマートフォンと答える人が大半を占めているかもしれない。 オーディオ機器を『音楽を聴くための物』として捉えていたところから、皆さんはどこかでそれ自体を『趣味』とするようになった(この記事を読んでいる人の9割9分がオーディオ好きだろうという推測の元に書いています)。オーディオを趣味とする、すなわち再生機器自体を趣味とすることは、音楽への関心の向け方が大きく変わると言ってもよい。音楽を単純なコンテンツとしてだけでなく、再生品質というベクトルを含めて楽しむようになるからだ。 初めて高品質なオーディオに触れた人がよく言う言葉に「聴こえなかった音が聴こえた」というものがある。楽曲の音源に込められていた本来の情報量をより多く再生できるようになることで、「ここでこんな音が鳴
![実は高音質な「アンパンマンのマーチ」、800万円超のハイエンドオーディオで聴いてみた (1/2) - Phile-web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c864f0dc3befdf1c38afc780a6d791de75310202/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.phileweb.com%2Fnews%2Fogp%2Freview%2F42%2Fde37b8a0547ae9d4e908195cec3416a2.jpg)