日本の窪田製薬ホールディングスが開発したスマートグラスが話題になっている。 この正式名称は「クボタメガネ」と呼ばれ近視を誘発する屈折異常を矯正するため、デバイスのレンズの画像を着用者の網膜に照射するというもの。 臨床試験で1日1時間~1時間半ほどこのスマートグラスを着用した際に視力が向上するという効果が証明された。 このスマートグラスの最大のメリットはレーシックなどの手術をしなくても視力が回復するというものだ。 特に近視が多いアジア人に役立つと語っており、2021年の下半期にはアジア市場で販売を開始する予定だという。 現在は臨床試験段階で詳しい価格は未定だが、窪田製薬の社長は10万円の価格を想定しているという。 また同社はスマートグラスのほかに、同様の効果を持ったコンタクトレンズも開発中だ。