部屋と収入 新しい家族を迎えて、自分専用の部屋がなくなった。 育児休業で収入はなくなり、長く休んでいるので給付金の受給期間も超えてしまった。 「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」 小説を書く予定はないけれど、自分だけの部屋と稼ぎを手放した今は、ヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』を読む時なのだと思った。 これまでウルフの作品を手にしたことは無かったが、「早稲田文学増刊 女性号」(感想はこちら)に掲載されていたエッセイ調の短編小説が面白く、この人と連れ立って歩くと楽しそう!と思ったので、彼女のお喋りに慰めてもらうことにした。 自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー) 作者: ヴァージニアウルフ,Virginia Woolf,片山亜紀 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2015/08/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る
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