ナミ(左)が投げたボールをニーハがナイスキャッチ!=長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館で2012年7月24日、山下誠吾撮影 長崎県佐世保市の九十九島水族館(愛称・海きらら)のイルカたちがジャンプして空中でキャッチボールをする際、鳴き声でタイミングを合わせていることが水族館と常磐大(水戸市)の共同研究でわかった。曲芸をする際にもイルカ同士がコミュニケーションを取ることを確認したのは世界初といい、イルカの高い知能がまた一つ明らかになった。水族館は今後も大学などの研究グループと「イルカの知能」の調査を続ける。【山下誠吾】 「海きらら」で一番人気のイルカショーで、最大の見せ場が「ジャンピングキャッチボール」だ。ハンドウイルカのナミとニーハ(いずれも雌、7歳)が同時にジャンプし、ナミが空中でくわえたボールを投げ、ニーハが口で受け止める。まばたきするほどの間の早技だ。「ナイスキャッチ!」。客席から