競争の激しいレッドオーシャンを避けて未開拓のブルーオーシャンを目指す、というブルーオーシャン戦略を唱える声がある。敵が少ない所に行った方が成功しやすい、という、まあ正論である。 しかしながら、その戦略そのものは正しいが、これをWeb2.0の環境に当てはめるのは間違いである。ネガティブな例えで言うと地球規模で氷河期が来ているのに、温かい地域を探そうとしても意味は無いのと同じだ。 ブルーオーシャン戦略は、静的な環境においては有効だが、Web1.0→Web2.0という環境激変状態においては意味をなさない。この環境の変化に逃げ場は無いからである。このことを理解しているからこそMicrosoftは、Windows Live/Office LiveによってGoogleの土俵に足を踏み入れ、真っ向からガチンコ勝負を挑んだわけである。 Web2.0に対する正しい態度は、この環境に自らを適応させることをまず
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