生命保険会社などの保険商品を見る場合、たとえば貯蓄性の高い保険で「予定利率2%」というように高金利の予定利率をしめしており、この利率なら定期預金や債券で運用するよりもはるかにお得じゃないか!と思うような商品パンフレットも存在します。 しかしながら、生命保険等の「予定利率」と預金や債券などの「金利・利息」とを一緒に比較してはいけません。今回は「予定利率の落とし穴」について見ていきたいと思います。 予定利率が高く見えてしまう落とし穴 その落とし穴というのは「予定利率は貯蓄部分相当にしか関係しない」という点です。 結構、こうした点を知らずに、予定利率だけをみて、それじゃあ貯金代わりに保険に入ろうかしら、という方が多いようですので今回は注意喚起を兼ねてエントリーしていきます。 予定利率とは何か? 予定利率とは、生命保険会社が契約者に対して約束する運用利回りです。 学資保険 個人年金 養老保険 上記