行方不明者の捜索にあたる韓国の救助隊員ら=15日午前9時49分、仙台市宮城野区蒲生、韓国紙・東亜日報の元大淵氏撮影行方不明者の捜索にあたる韓国の救助隊員=15日午前9時49分、仙台市宮城野区蒲生、韓国紙・東亜日報の元大淵氏撮影 東日本大震災の被災地で、韓国の救助隊105人が行方不明者の捜索活動にあたっている。家や道路などすべてが破壊し尽くされた中で、がれきや泥をかき分ける。「生きている人がいるかもしれない。希望は捨てない。皆さんもどうかこの困難を乗り越えてほしい」――。李東星(イ・ドン・ソン)団長(52)が語った。 韓国の救助隊が日本で活動するのは初めて。先発隊が12日に宮城県入り。14日に音波探知機や救助犬、消毒用の薬品、川や海の中に潜水できる器具などを携え、本隊が加わった。仙台市若林区荒浜や多賀城市の現場で3チームに分かれて捜索活動をしている。 韓国は80年代後半から本格的に人命