今日は、龍谷大学法学部教授で、労働法がご専門の脇田滋先生に会いにいきました。脇田先生は、派遣や有期雇用など、日本の非正規雇用問題の第一人者です。 待ち合わせは四条河原町の喫茶フランソア。約束の10分前に着くと、脇田先生はすでにいらしていて、熱心に韓国語の勉強をなさっていました。聞くと、フランソアは学生時代からよく利用しているとのこと。 話はついつい2時間半にも及び、5年条項について、パート労働について、正規と非正規の賃金格差について、など多岐にわたりました。また先生は、イタリアのボローニャに1年間、研究で滞在なさったことがあり、イタリア文学専攻だった私たちと、たちまち意気投合しました。 女性のパート労働(=扶養制度)を前提とした日本の雇用システムは、世界に類のない差別である。これは、私たちがストライキ当初から言ってきたことと同じ主張で、とても心強く思いました。以下、矢継ぎ早に放たれた先生の