22日、難民申請者を含むスリランカ人30人が、入国管理局がチャーターした飛行機で一斉に強制送還された。仮放免者の会とスリランカチャーター機送還人権救済申立弁護団で、記者会見を行い、これがTBSニュースで報道された。 難民不認定の異議申立てをしている者を収容したうえで、「異議を棄却します。」と通知してすぐに空港に連れて行って、強制送還をしている。そして、法務省は「今回の30人の中に、現在難民申請をしている人はいなかった」と公表した。取消訴訟の裁判をする機会を与えず、裁判を受けり権利を侵害しながら、「難民申請をしている人はいなかった」として、法務省は世論を欺こうとしたが、この報道によりある程度歯止めをかけることができたか。 スリランカ人30人強制送還、支援団体「裁判を受ける権利侵害」(TBSテレビ) http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye287571