東京・西荻窪にある穏やかな音楽を集めたCDショップ自分がこれまで影響を受けた曲、子どもの頃に親しんだ曲。それら音楽への感謝を込めて弾く。自分の部屋で、自分のために弾くように。 ジョニ・ミッチェル、ジェームス・テイラーといったシンガーからも信頼を得るキーボード奏者、ラリー・ゴールディングスのピアノ・ソロ作品(2011年作)。録音は自宅のグランドピアノや、スタジオの古いアップライト・ピアノなどで、多くの映画の音響エンジニアをこなすR.B.グッドマンによるプロデュースは、まるでプライベートな録音のドキュメンタリーを観ているようでもあります。 ビーチボーイズ01、フォスター02、メジャーリーグでもおなじみ05、ジョニ・ミッチェル07、ミュージカル『アニー』からの09、ゾンビーズ13、ビートルズ18といったカヴァーの合間に、「Interlude(間奏曲)」として、プリペアド・ピアノ(弦に物を置くな