高知県は23日、同県公文書館(仮称)の整備基本計画を公表した。2018年夏ころにオープンする新図書館等複合施設・オーテピアに県立図書館が移転した後の施設を改修し、公文書館とする。17年度に設計を行い、18-19年度に工事を進める。20年度の完成を目指す。県の17年度予算案に設計費として3700万円を計上した。 同館は、公文書の中でも特に重要な歴史的公文書を体系的に収集・選別、保存するほか、県民の生涯学習の場を提供する。 改修する現図書館は1973年に完成した。規模はRC造3階一部4階建て延べ3896㎡。 改修内容は、施設の耐震化を図るほか、老朽化が進んだ空調や消火設備、エレベーター設備の改修を行う。 歴史的公文書の選別などを行う作業スペースや、延長6㎞の書架スペース、閲覧室などの利用スペース、展示スペース、講演などを行う研修スペースを設ける。 現在、設置されているエレベーターのほ
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