記事一覧 鯖江の学校図書館支援 本を身近に、学力向上にも (2012年8月14日午前7時21分) 学校図書館の利用を促し読書を通じて児童生徒の豊かな心を育もうと、昨春設立された鯖江市の「学校図書館支援センター」の活動が成果を上げている。昨年度報告書によると、入室者、本の貸出数はほとんどの学校で増加した。読書によって自ら学び、考え、正しい判断力が身につけられる。いじめ、不登校など「心の問題」に悩む教育現場も関心を強めている。 市図書館は2009年度から司書が月2回、市内全15小中校に出向く「図書館司書の日」事業を始めた。大切な目的の一つが学校図書館の環境を改善、利用しやすくすることだった。司書は書籍の整理・保管・閲覧などの専門的知識を持つ。本の“住所”を表している背ラベルを統一し、子供らが本を探しやすくした。読み聞かせ会の開催や図書購入時のアドバイスなど活動は多岐にわたった。 活動をより