6月26日(水)の午後、県民公開講座「本が棚に並ぶまで」を実施しました。 日々出版される多くの本の中から、どのように蔵書とする本を選ぶのか、選んだ本はどんな手順を経て図書館の書架に並び、皆さまの手に届くのか - 図書館の舞台裏で私たち図書課の司書が取り組んでいる仕事の一端を、見学を交えてご紹介する講座です。 平成20年から毎年実施し、今年もたくさんの応募をいただきました。当日はあいにくの風雨にも関わらず、36人の方々が参加してくださいました。 前半は選書についてお話ししました。選書は図書館の基本的で重要な業務であり、要綱や基準に則って選書していること、1冊1冊の本について著者、内容、類書の有無など様々な調査をし、課内と館全体の2回の選定会議を経てようやく選ぶ本の原案がまとまり、図書館長の決裁によって最終決定されることなどをお話ししました。また、選書に使用した出版情報誌を、参考のために1人1