ロシア連邦モルドバ共和国の裁判所で、被告用の檻に入れられて出廷した女性パンクロック・バンド「プッシー・ライオット」のメンバー、ナジェージダ・トロコンニコワさん(2013年4月26日撮影)。 【AFP=時事】ロシア正教会の聖堂でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を批判する歌を演奏してフーリガン行為で有罪となり服役中の女性パンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」のメンバー1人が、10月中に移送されたはずの刑事施設にいないことが判明し、消息が案じられている。 プーチン露大統領の政敵、次々裁判に 先月から消息が分からなくなっているのは服役中のバンドメンバー2人のうちの1人、ナジェージダ・トロコンニコワ(Nadezhda Tolokonnikova)さん。ロシア中部の刑務所に収容されていたが、所内での虐待を訴えてハンガーストライキを行ったため、10月2