大阪府内の首長や文化人らが賛同者となって、大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)に対抗しようと、新たな政治団体を結成することが分かった。来年4月の統一地方選や11、12月に任期満了となる知事・大阪市長の両選挙などで、反維新候補を支援する方針。20日に大阪市内で結成式典を開く。一方、維新が進める大阪都構想実現へ向けて「プレ住民投票」実施を目指す署名活動が16日、事実上スタートする。来春の統一地方選の府議選と市議選では、都構想の是非が最大の争点の一つになるとみられ、前哨戦開始の様相だ。 反維新の団体は「府民のちから2015」。平松邦夫・前大阪市長を支援してきた政治団体「元気ネット大阪」を母体として組織改編し、大阪市内を中心としてきた活動範囲を、統一選に向けて府内に広げる。 賛同者に、竹山修身・堺市長、田中誠太・八尾市長、倉田薫・前池田市長らが名を連ねており、他にも府内首長や学識経験者、財界、