沖縄県は26日、名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が岩礁破砕許可区域の外に設置した大型コンクリートブロック周辺の海底状況を調査した。米軍の許可がなければ立ち入りできない「臨時制限区域」の外側8地点で、ブロック8個とその周辺を調べ、1地点でブロックの下のサンゴが割れているのを確認した。
名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が設置した「環境監視等委員会」の中村由行委員長(横浜国立大大学院教授)が、大型コンクリートブロックによるサンゴ損傷を疑問視し、防衛局に現状報告の場を早急に設けるよう求めていたことが分かった。複数の関係者が明らかにした。
名護市辺野古への新基地建設をめぐり、菅義偉官房長官が国土交通省や沖縄総合事務局の幹部を首相官邸へ呼び、抗議する市民らが米軍キャンプ・シュワブゲート前に設置したテントを撤去するよう指示していたことが26日分かった。 政府関係者によると、菅氏は25日に幹部を官邸へ呼び、指示を出した。沖縄総合事務局北部国道事務所や沖縄防衛局は19日、26日までに撤去するよう市民らに伝えていた。 一方、菅氏は26日の会見で、県が名護市辺野古のシュワブ沿岸海域で調査を始めたことについて、「一方的に、知事が代わったからということで現状調査を開始したことは極めて遺憾だ」と述べ、県の調査を批判。 「引き続き海上ボーリング調査などの各作業を、環境に万全を期しながら粛々と進めたい」と述べ、県の調査にかかわらず作業を継続する姿勢を強調した。
沖縄の基地問題や社会的批判意識を持つポップな作風で知られる戦後沖縄の美術家、真喜志勉(まきし・つとむ)さんが、20日午後7時25分、肺がんのため浦添市内の病院で死去した。73歳。那覇市出身。通夜は21日午後5時から、葬儀・告別式は未定。喪主は妻民子(たみこ)さん。建築家の真喜志好一さんは弟。
台湾-石垣間で大型客船を運航するスタークルーズ社(マレーシア)が、同航路で2015年11~12月に計18回の追加運航を決めたことが16日分かった。同社は通常4~10月に定期寄港しており、冬場の運航は1999年以来、16年ぶり。
県平和祈念資料館は11日、本年度に日系米国人の沖縄戦体験の聞き取り調査結果をまとめたパネル展「日系二世が見た戦中、戦後」を那覇空港2階のイベントホールで始めた。15日までで、入場は無料。
陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う与那国町住民投票は、18日に始まる期日前投票まで1週間を切った。町選挙管理委員会は中学生41人や永住外国人を含む住民投票資格者名簿1284人を確定。配備推進・反対の両派とも新しい住民グループを立ち上げ、誘致の利点や不利益をまとめたビラを各家庭に配布。
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