想像力によって精神病院をランジェリー姿の美少女たちの売春宿に変え、さらにセーラー服+日本刀+超人的な戦闘力+魅力的な仲間たちの助けによって、鎧甲冑でガトリング砲をぶっ放す荒くれ巨大武者や劫火を放つ巨大なドラゴンなどの過酷な状況から文字通り現実逃避するために、これでもかこれでもかというぐらいに支離滅裂意味不明なファンタジーアクションシーンが次々と展開されるのがこの「エンジェル ウォーズ」です。 実際に試写会に行って本編を見たのですが、ストーリーははっきり言ってオマケ、ただし映像美、特に戦闘シーンのすさまじさはかなり圧巻。例えるなら「中二病全開でファンタジー系のアクションを実写で思いっきりするとこうなるんだぜ!」というぐらいにすさまじい完成度で、どう見ても「ボクの考えた最強美少女ファンタジーバトルアクションはこれ!」というのが先にあって、そこから逆向きにストーリーを組み立てたような雰囲気でした