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不寛容に関するlightasthirdeyeのブックマーク (3)

  • 「人間はどんな悪者にもなれる」脳科学者・中野信子が説く、“わかりやすさ”だけで判断する恐ろしさ

    役割さえ与えられれば、人間はどんな悪者にもなれる 中野信子氏(以下、中野):大衆に判断をゆだねることの恐ろしさについてもう少しお話していきましょう。 人は、自分のことを「正しい判断をするものだ」と無自覚に信じている。これは多くの実験が示唆しているところです。 例えば、ミルグラム実験と呼ばれる有名な実験があります。これは、閉鎖的な状況で、権威者の指示にどれだけ人間が従ってしまうものか、その心理状況を調べるために行われた実験です。 実験者、つまり権威者から「あなたは生徒役の被験者が課題を間違ったら、罰として電気ショックを加えてください」と依頼される。あらかじめ、自分でもその電気ショックがどんなものか、体験もしてもらいます。 生徒が一問間違えるごとに15ボルトずつ電圧を上げるように指示されるのですが、それぞれの電気ショックボタンには「ストロング・ショック」やそれを超えた「エクストリーム・インテン

    「人間はどんな悪者にもなれる」脳科学者・中野信子が説く、“わかりやすさ”だけで判断する恐ろしさ
  • 南国の人々はよそ者に冷たい? 地域で変わる「人への依存度」を脳科学者・中野信子が解説

    欧米での幸福=社会的成功、自分がどれだけ勝ち得たか 中野信子氏(以下、中野):幸福も寛容と似ていて、一般的にいいイメージを持たれているために、それ自身のネガティブな側面というのを理解してもらいにくい概念ですね。 こうした講演会で、運の良し悪しという話をさせていただくことがあります。「運がいいってなんでしょう?」ということですね。これも幸福と、ちょっと似ていますね。 そのとき、聞きに来られたお客さんに「どんなことを『運がいい』と思いますか」と聞くのです。 そうすると、だいたい3通りぐらいに分かれます。まず最初に、運というテーマに惹かれてくる人たちですから、もちろんお金は欲しい。くじ運がいいとか、儲かること。生き延びていくために大事なリソースを効率よく得られるかどうかという問題です。 2番目は、健康で満足して暮らせるということです。たしかに身体の状態の良し悪しで幸福の度合いは変わりますよね。あ

    南国の人々はよそ者に冷たい? 地域で変わる「人への依存度」を脳科学者・中野信子が解説
  • 「親切な人=心が広い人」ではない--脳科学者・中野信子が考える“寛容”の本当の意味 - ログミー

    寛容と不寛容の間にこそ、人の質が詰まっているのでは――。そんなやりとりから始まったトークイベント「寛容と不寛容の間ー仏教の智慧を科学する」では、脳科学者・中野信子氏と向源代表・友光雅臣氏が登壇。人間の寛容・不寛容についてお互いの考え、脳科学と仏教から見た考えを語りました。親切=寛容、ではない? パートでは、中野氏が考える「寛容の定義」を語りました。 「ファシズム」の語源は「絆」 中野信子氏(以下、中野):今、絆ホルモンという言い方をしたのですが、みなさんファシズムという言葉を聞いたことがあると思いますが、昨今は右傾化しつつあると話題になっています。 ファシズムという語源をご存知の方はいらっしゃいますか? それはイタリア語でほぼ絆という意味です。 友光雅臣氏(以下、友光):日語にしてみると、束ねるという言葉が絆なのです。 中野:そうですね。つまり、イタリア人はよくわかっていたのかもしれ

    「親切な人=心が広い人」ではない--脳科学者・中野信子が考える“寛容”の本当の意味 - ログミー
    lightasthirdeye
    lightasthirdeye 2017/07/06
    本当の平等は三草二木(さんそうにもく)
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