放射線量や被曝量がドラゴンボールのスカウターの数値のように一桁づつ大きくなるにも関らず、「健康には影響がない」と言い続ける原子力安全・保安院。何度も聞いているうちに、あるパターンがあることに気がついた。「被曝量を記者会見で話す時にはこうやって説明する」という虎の巻のようなものがあるに違いない。そこで、その虎の巻を彼らの過去の発言からリバース・エンジニアリングしてみた。 1μSv (マイクロシーベルト) 胸部X線検診1回に受ける放射線量(50μSv)の50分の1。健康には全く影響がない。 10μSv(マイクロシーベルト) 胃のX線検診1回に受ける放射線量(600μSv)の60分の1。健康には全く影響がない。 100μSv(マイクロシーベルト) 胸部X線CTスキャン1回に受ける放射線量(6.7mSv)の約70分の1。健康には全く影響がない。 1mSv (ミリシーベルト) 放射線業務に従事する人