謎の書物「亞書」を追っていたらとんでもない結末になったでござる / このまま都市伝説化しそうなレベル 中澤星児 2015年10月26日 単体では意味をなさない文字。その文字の組み合わせで作られた文章には、人を感動させたり人生観を変えたりするほどの力がある。そしてそんな文章の宝庫である本は、さながら1つの宇宙だと言えるかもしれない。本とは不思議なものである。 現在、「亞書」という本にまつわる不自然すぎる謎がネット上で波紋を呼んでいる。そもそも字面からしてすでに怖いこの本だが、その謎を追っていたら、とんでもない結末を迎えてしまったのでここに残しておこうと思う。 ・「亞書」の謎 2015年2月25日に1巻が発売された本書。定価は1冊6万4800円。流通しているのは Amazon のみ、10月26日現在の時点で96巻までが刊行されている。著者には「アレクサンドル・ミャスコフスキー」「亞書刊行會」、