ウェブ時代の新しい書誌データモデル“BIBFRAME” 米国議会図書館(LC)は,2012年11月21日付で,「『データのウェブ』としての書誌フレームワーク:Linked Dataモデルと支援サービス」と題した文書を公表した。LCでは,RDA(CA1767参照)導入テストの結果などを踏まえ,書誌フレームワークの変革に向けた取り組み“Bibliographic Framework Transition Initiative”を2011年5月に開始し,同年10月に計画文書を公表していた(E1246参照)。この取り組みの新たなステップとして,半世紀近くにわたって用いられてきたMARCに替わる,ウェブ時代にふさわしい新たなフォーマットのためのデータモデル“BIBFRAME”を提案したものである。 本文書は,モデルを提示する中心部分の前に序論を,後にLinked Data(CA1746参照)に関わる
NDL,新方針をテーマに書誌調整連絡会議を開催<報告> 2012年10月12日,国立国会図書館(NDL)収集書誌部は,今年度の書誌調整連絡会議を開催した。この会議は,国内の書誌調整に関する情報の共有と交換により書誌データの作成及び提供の充実と発展に資することを目的に,2000年度から毎年度開催しているものである(E1006,E1268参照)。 13回目となる今年度の会議には,研究者,図書館及び書誌作成機関等の計15人並びにNDL職員が出席した。収集書誌部で現在策定中である書誌データの作成及び提供に関する新方針をテーマとして,これからの書誌データのあり方等について意見交換を行った。 会議では,最初に,国立情報学研究所(NII)の大向一輝准教授が,「書誌データの近未来」と題する講演を行った。この中で大向准教授は,データの姿はサービスの姿と密接に関わるため,書誌データの未来像はサービス面から考え
2012 年 3 号(通号 22 号) NDL 書誌情報ニュースレター 目 次 講演会「書誌コントロールをめぐる論点 ―新しい枠組みに向けての課題整理」開 催報告 (収集書誌部) 1 コンピュータ世界の変化とともに ―JAPAN/MARC のあゆみ (収集・書誌調整課 書誌調整係) 5 おしらせ:洋図書等の RDA 適用について検討を開始しました (収集・書誌調整課 書誌調整係) 10 おしらせ:外国刊行図書の日本人著者について典拠リンクを開始しました (収集・書誌調整課 書誌調整係) 11 コラム:書誌データ探検 和古書・漢籍編 (利用者サービス部 人文課 古典籍係) 13 掲載情報紹介 19 編集者からの一言 20 ISSN 1882-0468 ISSN-L 1882-0468 NDL 書誌情報ニュースレター2012 年 3 号(通号 22 号) -1- 講演会「書誌コントロールをめぐ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く