確か恩田陸の「3月は深き紅の淵を」だったと思うのですが、「今までの人生で読んできた本がずらーっと並んだ本棚があったらいいな」みたいなお話があり、それを読んだ時「あぁ、本当にそんな本棚があったらなんて素敵なことでしょう」と思いました。おそらく、読書が好きな人だったら誰もが一度は夢見ることじゃないでしょうか。昔読んだ本を、時間が経ってから読みなおすのは、なんとも言えない素敵な体験です。 が、当然ながらそんな本棚があるわけもなく、今まで通りすぎてきた本達を多分半分も覚えていなくて、もう一度読みたいという本があっても「あぁ、あの本なんだったっけな。」と思い出せない、というのが現状です。そんなこともあって自分は、最近読んだ本は読書メーターで記録しているわけですが、ふとあることに気づきました。 子どもに読んでいる本を記録しといたら、子どもの一生分の本棚ができるんじゃないか。 そう、冒頭で書いた「今まで
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